NPO山法師の木の駅プロジェクトでは、風の学舎の南約200mのところにあった廃豚舎（地主は同地区在住の佐藤さん）をお借りして、2015年からおよそ3年かけ木材加工施設「木の駅ひさかた」を整備し2018年4月にオープンしました。施設整備や加工機材の導入には、長野県及び飯田市の補助金による支援を受けました。

木の駅プロジェクトの活動目的は、間伐による健全な森づくり、海や川のプラスチックによる汚染防止、木の文化の継承などです。行きすぎた石油文明の進展により、日本の美しい自然や伝統文化が失われつつあります。地域材を利活用することにより、これらのことを見つめ直す切っ掛けになればと思い活動しています。

NPO山法師では、2015年に木の駅プロジェクトを立ち上げ、間伐や木工製品の製作に関心のある会員が参加してプロジェクトを運営しています。プロジェクトでは、里山の間伐により搬出した丸太を製材し、クラフト製品や薪づくりを行い販売しています。間伐から製品作りまでいわゆる「林業の6次産業化」です。地域材の活用の大切さを知ってもらう機会として、薪割りやクラフト製品作りなどの体験も受け入れています。施設見学も自由です。希望の方は事前に事務局まで連絡下さい。

木の駅ひさかたの展示販売では、まな板や花台などの実用品から創作木簡などの工芸品を展示販売しています。
見学のみでもOKです。来館される場合は、事前に事務局まで一報頂ければと思います。

これまでに受注製作した製品の一端を紹介します。

創作木簡（木と書の融合）玄関やリビングなどに自身の思いのある文字を飾りませんか。
文字は、プロの書道家にお願いしています。

南信州産の広葉樹・針葉樹「ヒノキ、スギ、ケヤキ、サクラ、クリ、クルミ、イチョウなど」の各種板材を格安で提供しています。
耳付き、耳なし、荒材、プレーナー掛け、仕上げなど希望に応じて加工致します。

ナラ（クヌギ、コナラ）の薪を特価で提供しています。

地域材の良さを知ってもらう機会として、薪割りやクラフト製品作りなどの体験も受け入れています。