☆耐火煉瓦の使用条件〜その1 耐火性
最大の特徴は耐火(火に耐える事)です。紹介しますが、よくこんな失敗談を耳にすることがあります。「コンクリートで焼却炉を作ったらすぐに壊れてしまった!」
当たり前です。コンクリートは4〜500℃で組成が化学的変化を起し、600℃を越えれば
確実に崩壊し始めます。直火や高温は禁物なのです。
耐火レンガと呼ばれる物であればこういう事はありません。どこまで耐えれるかといった
基準でグレードが分かれていますが、俗にSK36番、38番、40番等の番号で呼ばれ
番号が高ければ高いほど耐火度、強度等が増してきます。一般的なのはSK32〜36番
ですが、使用する分野によって全く違います。低い番号でも1000℃以上に耐えられます