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化石燃料ゼロハウス「風の学舎」建設中形が見えてきました。」

建設場所・・・長野県飯田市下久堅下虎岩 「嵐山」地籍
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第10期   2005.10〜2005.12活動記録
土壁塗りスタート。体験参加者を募集したところ5人きていただき、会員と合わせて15名が参加しました。あいにくの雨の中で、皆一所懸命やっていただきました。素人ばかりで、赤土の硬さをどの程度にするのか全く解らない中で、三穂から駆けつけてくれた、榊原左官さんの指導しにより、見よう見まねでトライアルしました。また、途中から高森の松岡左官さんも駆けつけていただき、貫の出ているところは、藁の穂先部分を平行に加えて土に塗り込むなど、詳しい指導をしてくれました。おかげでこの日は、1階の外側が完了しました。お父さんといっしょに喬木村から来た中学生の後藤君も、挑戦していました。駒ヶ根からは、竹村さん、塚本さんと2人が参加してくれました。皆良い経験になったと思います。皆のおかげで作業も進みました。 10/10
10/15からは、上久堅の後藤左官さんが駆けつけていただき、2階の大部分を塗っていただきました。二吉建設さんには、クレーンを貸していただき、バケットで2階まで土を運び上げ塗ることが出来たので、とても助かりました。後藤さんには10/16日にも指導に来ていただき、お陰様で、午後2時には、外側内側とも粗壁塗りは完了しました。皆様大変ご苦労様。来週は、中塗りです。今度は、少しばかり難しいと思いますが、皆で頑張ろう。 10/16
11/3は、後藤、榊原両左官さんが、応援に駆けつけてくれ、中塗りを完了することが出来ました。下塗りは、会員素人でも可能でしたが、仕上げは、さすがプロでないと平にはいきません。一筋のコテのあとも残らない仕上げに、皆驚きと感激を覚えました。土の練り方から、塗り方までいろいろと伝統工法の技術を学ぶよい機械となりました。その仕上げを写真で見てください。光が当たればでこぼこは陰になり直ちに解りますが、この写真の仕上げは、どうでしょう。説明するまでもありません。 11/3
午前中から赤土で汚れた屋根を掃除した後、1、2階のマスキングシート、ビニールシート、段ボールも全て片付け、掃除を行いました。後藤左官さんが業務用掃除機を持参して貸してくれたので、溝に落ちた細かい砂まで、全て掃除が出来、気持ちの良い床が戻ってきました。まだ、松の香りが漂っています。写真で見ると、府屋の雰囲気が出てきたのが解ります。これからの冬にかけて竈づくりと、薪ストーブ設置に取りかかります・。 11/5
富山県朝日町やまびこの郷視察(長崎喜一氏を訪ねる)
地域の森、山、川などを活用して地域活性化、次世代育成に取り組む長崎喜一さんの活動を視察に行ってきました。先代から引き継いだ山と農地を活用して地域興しに取り組んで10年とのことです。2004年度オーライ日本大賞「ライフスタイル賞」受賞。県の職員を50代半ばで退職して、取り組み始める。山登りの経験が豊富で、林業にも詳しい。とてもエネルギッシュな方。ここにある施設は、ほとんど長崎の手作り。その数や10施設。すごいの一言。最近、炭や木酢液がよく売れるとのこと。中国が木材輸出を禁止したこともあり、炭火焼きの店は困っているのかも。とにかく、炭が売れるということは、山が見直され山間地域の活性化につながる良い兆し。 11/26
炭焼き竈は、4棟目を建築中とのこと。普通の炭を製造する竈と、植物やいろいろなものをそのままの形で炭化できるかまどとあり、炭化炉の方は、いろいろな芸術作品を生み出す可能性があるとのこと。山びこの郷は、見に来るところでなく見に来るところでなく参加するために来るところ。汗を流してくれた人は、木札を作り、壁に張り出されていました。とにかく、今後の我々の活動に大変参考になりました。 11/26
薪ストーブの設置工事を始めました。設置には防火のために一定の基準があります。基本的に壁は木材ですので、塗料で難燃処理をします。両サイドと、背面はは高さ120センチ以上耐火煉瓦積み。床面も、耐火煉瓦としました。レンガは全てJIS規格SK32を使用します。サイドと背面は、一定の空気層を確保するため、縦胴縁(写真)を入れ、そこに耐火ボードを貼り、その上にレンガを積み貼りします。床も耐火ボードの上にレンガを敷きます。 12/2
佐藤好英さんに仲介していただき、虎岩目名振りの岡島さん宅の雑木林を切らせてもらえることとなり、寒中にも拘わらず多くの会員が参加していただきました。クヌギやコナラは30年ものなら10本も切れば軽トラ4杯分は十分集まりました。今年切った薪は19年冬のストーブ用に使います。これからも、毎年翌年の暖房や煮炊きのために薪を集めるのが日課になります。会員の果樹園を手伝い剪定木をもらってくることやダムの流木も集めに行きます。 12/18

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