化石燃料ゼロハウス「風の学舎」利用規程

(目的)

第1条　この規定は、化石燃料ゼロハウス「風の学舎」(以下「エコハウス」という。)の設置及び管理に関し必要な事項を定めるものです。

(設置)

第2条    自然エネルギーの利用とスローライフを推進することにより、地球温暖化防止および地域活性化に資するため、エコハウスを飯田市下久堅下虎岩2160-1番地に設置します。

（利用できる方）

第3条　エコハウスは、一般の貸しバンガローやコテージとは異なり、化石燃料を使用しない暮らしを体験する館「スローライフ体験館」です。利用時の炊事は、利用者ご自身で食材を調達し、竈、囲炉裏および薪ストーブで調理するほか、お風呂はウッドボイラーや太陽熱温水器（冬季を除く）による給湯を利用していただきます。生ゴミ以外の排出したゴミは原則持ち帰りです。施設の趣旨を理解しこの規定を守っていただける方は、どなたでも利用できます。ただし、１５歳以下の若年者のみで利用する場合は、必ず責任ある大人の方が利用の間同伴してください。

(利用の許可)

第4条　エコハウスを利用しようとする方は、事前に申し込みを行い、理事長の許可を受けてください。

2　理事長は、前項の利用が次の各号のいずれかに該当するときは、同項の許可をしないものとします。

(1)　公の秩序又は善良の風俗に反するおそれがあるとき。

(2)　施設又は設備を汚損し、損傷し、又は亡失するおそれがあるとき。

(3)　その他管理上適当でないと認めるとき。

3　理事長は、エコハウスの管理上必要があると認めるときは、第1項の許可に条件を付します。

(行為の制限)

第5条　エコハウスにおいて、次に掲げる行為をしようとするものは、理事長の許可を受けてください。

(1)　物品の販売、募金その他これらに類する行為をすること。

(2)　業として写真を撮影すること。

(3)　興行を行うこと。

(行為の禁止)

第6条　エコハウスにおいて、次に掲げる行為をすることはできません。

(1)　施設又は設備を汚損し、損傷し、又は亡失すること。

(2)　立木を伐採し、若しくは植物を採取し、又は損傷すること。

(3)　土地の形質を変更し、又は土、石類を採取すること。

(4)　指定された場所以外の場所に、はり紙又は広告を表示すること。

(5)　敷地およびその周辺へのゴミの投棄をすること。

(6)　前各号のほか、エコハウスの管理に支障がある行為をすること。

(利用許可の取消し等)

第7条　理事長は、次の各号のいずれかに該当する場合は、第4条第1項又は第5条第1項の許可を受けた利用者に対し、当該許可を取り消し、その効力を停止し、第4条第3項の条件を変更し、又は行為の中止、原状の回復若しくはエコハウス退去を命ずることがあります。

(1)　この規定に違反したとき。

(2)　第4条第3項の条件に違反したとき。

(3)　偽りその他の不正な手段により、第4条第1項又は第5条第1項の許可を受けたとき。

(4)　エコハウスの管理上必要があると認めるとき。

(5)　その他公益上やむを得ない必要が生じたとき。

(使用料)

第8条　第4条第1項の許可を受けた利用者は、別表に定める利用料を納付してください。

2前項に規定する利用料の納入方法は、別に定めます。（細則参照）

3利用料の減免については、別に定めます。（細則参照）

(利用料の不還付等)

第9条　既納の利用料金は還付しません。ただし、次の各号のいずれかに該当する場合は、その全部又は一部を還付します。

(1)　エコハウスの維持管理のため、理事長が利用の許可を取り消したとき。

(2)　利用者の責に帰することができない理由により、利用することができなかったとき。

(3)　その他理事長が特別の理由があると認めるとき。

(損害賠償等)

第10条　施設又は設備を汚損し、損傷し、又は亡失した利用者は、理事長の指示するところにより原状に回復し、又は損害を賠償していただきます。

(補則)

第11条　この規定の施行に関し必要な事項は、理事長が別に定めます。

附　則

この規定は、平成１９年８月１日から施行します。