第23期  2009年1〜3月活動記録
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  化石燃料ゼロハウス「風の学舎」を拠点とした環境保全活動や交流事業等の記録を紹介しています。
                                     
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●全国の衰弱した桜などの古木を見事に再生したことで著名な塚本こなみさんが下久堅に講演に訪れた折、主催された小林自然友の会の皆さんと風の学舎で、久堅御膳をとり昼食を食べて行かれました。木の育て方ゆ木と生活の関わりなどについて興味深いお話しをされていかれました。
●15時からは、大阪経済大学の先生と学生7名が、飯田市の環境への取り組みの一環として山法師の活動を学んでいきました。デッキからの景色にも驚いたようで来年度は合宿に来るようにPRしましたが・・・来てくれるかな。
2009/1/17
昨年6月に蒔いた大豆が11月に9キロ(使用不可のものを取り除くと実質7キロ)収穫できたので、これを使用して手作り豆腐に挑戦しました。大豆は前の日からぬるま湯に入れてふやけるようにしておきました。参加者が3班に別れて、大豆1キロをミキサーでクリーム状にするところからはじめ、これを煮立て後布袋でしぼり豆乳とおからを分離しました。豆乳を火にかけ75℃前後でニガリを適量入れると、固まりはじめ、これを杉箱に流し込んで適度の重石をするとご覧の通りの豆腐が6丁できました。うまくいった班の一方で固まらずに型くずれしてしまった班もありました。皆良い経験になったと思います。 夕方からこの豆腐を使用して、麻婆豆腐、おからサラダ、鶏肉・ネギ・豆腐の水炊き、卯の花などを作り、新年会を行いました。形は崩れていても、その味はとても店で買ってくる豆腐とは異なり皆大満足と云うところでした。
 21年度は、大豆をさらに上手に作り
手作り豆腐を体験学習のメニューとしても加えていく予定です。 
2009/1/18
今まで風の学舎1階のオーディオ下三角コーナーが使い勝手が良くなく、埃が溜まっていましたが、それに合わせて本棚を作りました。
 書類も整理されずに押し入れ等に散乱していましたが、今度は整理できることになります。
2009.1.21
飯田市のまちづくりの視察一環として東京農大の教授他研究者の皆さんが訪れました。山法師の取り組みについて1時間程度研修されました。
 これを機会に学生達が体験に来られると良いと思います。
2009.1.24
24日岐阜市で開かれた、地球温暖化防止シンポジウム中部4県活動報告会に、吉澤副理事長と事務局平澤が参加してきました。午後から省エネ家電普及啓発シンポが行われた後に、15時から11件の活動報告がありました。長野県からは昨年エコグランプリ優秀賞をいただいた千曲市環境市民会議の皆さんと当法人が参加しました。発表は1団体たったの5分だったのでどこまで皆さんに伝わったかと思っていましたが、県の担当の方から反響があったとのお話をお聞きしほっとしました。 2009.1.24
日曜日に廃材でゴミの保管庫を作りました。アクリルの端材があったのでこれを利用してちょっとデザインしてみました。護美箱となったでしょうか。これで、廊下も大分片付きました。 2009.2.2
風の学舎の隣のヒノキ林に出かけてみたら、2007年の春にシイタケの菌を打っておいたクヌギの原木から、ニョキニョキとシイタケがいくつも生えているではありませんか。早速籠一杯採って昼に作業に来てくれた仲間とストーブで焼いて醤油をたらし食べました。旨かったこと・・・。
中でも飛び抜けて大きいものが取れたので写真に納めました。人の顔ほどありました。やっぱり、準備しておけば収穫に繋がるわけです。菌打ちは体験学習のプログラムとしても入れたいと思っています。
2009.2.3
エコハウスの屋根に使用するつもりでね松川町の民家から瓦をもらってきましたが、屋根の形状と旨く合わず、雨ざらしとなっていた瓦を、敷地の花壇の縁取りに利用してみました。なかなかいけると思いますが。春に花が咲き始めたらどんな表情となるか楽しみです。 2009.2.4
飯田市のまちづくりについて法政大学名和田教授研究室の一行が来館しました。
 教授らは都市内分権の研究で飯田市の自治基本条例と地域自治組織の経過について、また、コミュニティービジネスの市内の動向について視察されました。昼にはカマドご飯と囲炉裏の炭火焼きで和やかに歓談されていました。
2009.2.11
炭焼小屋の上棟がいよいよ迫ってきました。小屋そのものの大きさは、2.5間×2.5間です。今日、基礎から立ち上げる柱の下部に、防腐塗料を塗って完了。写真でご覧のように屋根は比較的勾配の緩やかなものとしました。垂木を3本のモヤに乗るように合わせるのになかなか苦労がいりました。旨く建てられると良いですが・・・。 2009.2.26


炭焼小屋の上棟を迎えた今日は風もなく穏やかな一日となりました。
 写真でご覧の通り多くの会員の協力で炭焼小屋の屋根まで貼ることができました。本当にご苦労様でした。組み立て当初は、柱の寸足らずやほぞがかみ合わないなどトラブルがありましたが、適宜大工さんの吉澤頭領の対応でスムーズに切り抜けられました。後日、修復が必用なところは暇な事務局が対応しておきます。
 また、休憩のお茶、昼食、夕食は事務局の大塚千夏さんと東京から駆けつけてくれ妹の美冬さんがいろいろと準備をしてくれて本当に助かりました。
 皆の力で6.25坪の炭焼小屋が完成しました。
 カマドのサイドの土入れと天上づくりを来週行います。
 最初の火入れは、薪の伐採も行わなければならないことから秋くらいになるのではないかと思います。
 果たしてどんな炭が焼けるのか・・・。
2009.3.1
屋根のトップと破風のトタン処理を会員で屋根屋さんの宮下さんが行ってくれました。これで、雨対策は万全。薪や炭の置き場所も確保されました。
 火入れは何時になるか、とにかく薪を確保するのが先決です。
2009.3.5
龍谷大学の白石教授らの案内でLORCプロジェクトの一行が来館。アメリカ、イギリス、ベルギーの研究者も参加。国際的な共同研究体制のもとに、パートナーシップ型の持続可能な地域社会ステムや、地域公共政策の世界的動向を実践・理論の両面から整理するとともに、持続可能な地域社会づくりの現場で必要とされる効果的な公共政策の開発と人材の育成の研究ため山法師の取り組みを視察。説明は、間に通訳が入るので3時間近くかかりくたびれました。終了後、夜の9時近くまで日本酒と肴で歓談されていかれました。 2009.3.5
持続可能な地域づくりのモデルケースとして飯田市を取り上げ環境保全への取り組みの調査研究をされている金沢大学の佐無田先生と山梨大学の金先生が昨年に引き続き当地を訪れました。今回は特にNPOの活動について調査されるとのことで我々の会の活動について事務局で説明をしました。夕方からは、市や県の精鋭にも参加してもらい地域づくりに関する懇談を行いました。準備は皆で、先生にも包丁で腕を振るってもらいました。両先生ともとても気に入っていただきまた、ぜひこのような機会を持ちたいとのことですので、次回はもう少し掘り下げた意見交換ができるようにしたいと思った次第です 2009.3.10

家づくりから環境を考えるをテーマとした第3回の温暖化防止セミナーは当日参加も多く予想以上の盛況で、風の学舎での講演会はスライドを見られない人も出る状況でした。
 木下設計士の講義も建築の基本からCO2の削減や地域の景観形成までわかりやすい説明で好評でした。その後、同設計士に改修計画をお願いした事務局平澤の家を参加者に見に来てもらいました。下伊那を代表する建築様式「本棟づくり」の外観ばかりでなく、内部の構造などに皆関心を持たれている様子でした。見学の後の茶話会の席でもいろいろな質問が出されるなど、やはり家づくりは一生で最大の投資だけに皆関心は高いようでした。これからもこのシリーズは、NPO法人として取り組んでいきたいと思っています。
2009.3.15
飯田市が環境モデル都市に認定されたのを記念して3/17に低炭素まちづくりフォーラムが市内で開催され、コーディネーターとしての小沢都市計画学会副会長とパネリストとして参加された早稲田大学の尾島名誉教授が山法師の取り組みを視察されていきました。特に、尾島教授については、早稲田の支援で運営されている富山国際職芸学院を山法師会員が視察したことがあり、その院長であることから、話も弾みました。夏には学生を連れて期待とのことでした。 2009/3/18
環境プラザ諏訪の皆さんが飯田市の環境保全への取り組みについて視察に来られた一環で風の学舎を訪れました。山法師の取り組みについて中島、平澤が説明した後、記念撮影をして次の視察場所に向かいました。これまでで一番の大人数、40名ですし詰め状態でした。また、当日は寒い日で皆さんご苦労様。次回はもう少しゆっくりとお出かけを。 2009.3.26
エコハウスの東面が材木等の資材置き場となっており利用者にも良い印象ではなかったので、倉庫を一部片付け木材を収納しました。そして、当初の設計通りログハウス風の手摺りを設置しました。如何でしょうか。来館したら変わり様に少し驚かれると思います。 2009.3.31

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