1どんなところにありますか。

 長野県の南部地域は、諏訪湖から流れ出る天竜川に沿って伊那谷が南北に広がっています。

その中心の街が飯田市ですが、市の中央を縦断する天竜川東側の段丘の高台に「風の学舎」は建っています。

 天竜川と飯田市街を一望に見下ろすことができ、北に中央アルプスが望めるなど、当地域随一のビューポイントという好条件に位置しています。

 中心市街地からは、車で15分という近距離にありながら、全くというほど街の喧騒から逃れ、小鳥の囀り、蜩の声、風の囁きなどが心に沁みいってくるような、自然豊かな所です。

 ここにいて、蒼い山々や天竜の流れを見てると、下界の忙しさはいずこに忘れ去り、時が立ち止まったような感を覚えます。まさに、スローなひととき・・・。。

2 いつオープンしましたか。
 平成20年5月18日竣工式挙行。

3 誰がどのように建設したのですか。
 市民の有志が参加する「NPO法人いいだ自然エネルギーネット山法師(平成16年7月法人化)」が平成14年から企画し、平成16年から約4カ年の歳月を費やし会員の手作りで建設をしました。

 会員のほとんどが平日は仕事を持っているため、土日祭日を利用して手作りで完成したものです。


4建設および運営の基本的なコンセプトは

(1)化石燃料使用ゼロの運営

(2)伝統技術と現代技術の組み合わせによる新しい住まい方の提案

(3)飯田下伊那の風土に適した材料の仕様。地域景観との調和

(4)廃棄物の削減と敷地内処理

(5)スローライフ体験館としての運営(伝統文化、伝統料理、伝統技術を生かした暮らしの体験)

(とにかく「風の学舎」へ来たら会員も含め全ての人がスローライフを楽しむ。)


ツアオブジャパン応援

風の学舎と中央アルプス

風の学舎から伊那谷全景

7-8月にかけて各地の花火が見られます。


5自然エネルギー利用施設の仕様
(1)エネルギー確保
 @電気・・・風力発電(無指向性)1kw、太陽光発電3.3kw

 A暖房・・・薪ストーブ「ピキャンオーブン」(15Kw/h12960kcal)、囲炉裏

 B給湯・・・ウッドボイラーATON-220NSB(貯湯容量220リットル、熱供給能力                      30000-44000kcal/h=34.7-51kwh)、
       太陽熱温水器
SW-V4253.82u、250リットル)

C炊事・・・竈「2連焚き5升、3升」、薪ストーブ(オーブン機能付)、囲炉裏「2連自在鉤」10人囲

(2)水の確保
 @飲用水、炊事、風呂・・・公共水道
 Aトイレ、散水、雑用水・・・雨水利用

(3)廃棄物処理
 @下水・・・合併処理浄化槽(ブロアの電気は風力発電の電力を使用)
 A生ゴミ・・コンポスト堆肥化
 Bその他のゴミ・・分別処理(基本的にはパック製品等ゴミとなるものを持ち込まない。)

(4)建築素材

      腰板・・・檜角材による積層
      土壁・・・竹子舞、スサ入り赤土、漆喰(クリーム色)
      床材・・・・赤松
      梁、柱・・・檜材
      内装・・・檜、杉
      断熱材・・・床「新聞古紙から製造されたエコファイバー」、
                  天井「麻テルモハンフ」

      窓ガラス・・・省エネペアガラス

(5)緑化・・・地域の樹種活用
    ○南西側・・・落葉樹(モミジ、ヒメコブシ、ヤマボウシ、モクレン、サルスベリ、サクラ)         気候緩和としての機能
   ○北側・・・常緑樹(シラカシ、アカメガシ、サザンカ)防風林としての機能
   ○ 周辺・・・生活樹木(実のなる木)の植栽・・・カキ、ナツメ、クワ、グミ、ブドウ、イチ     ジク、タラ



6 施設の案内
 ○1階・・・洋室8畳2間続き、松材フローリング、「囲炉裏、薪ストーブ、カマド設置」
 ○2階・・・畳和室12畳
 ○東側廊下・・・4尺7間
 ○西側縁側・・・約10u
 ○西側デッキ・・・約50u「8人掛けテーブル6個使用可」
 ○別棟トイレ・・・水洗
 ○洗面・・・陶器
 ○風呂・・・木曽ヒノキ展望風呂「夜景、飯田市街全景」
 ○野外バーベキュー施設 


2階からの眺望

2階和室

木曽ヒノキ展望風呂

施設北側から
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