2011年度視察及び研修実施記録
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contents

写真 研修テーマ(施設見学30分、講義60分) 受講団体名 時期
資源エネルギー利用の現在「いま」を問う 南信州フォーラム
在京者と南信州地域の参加者20名
2011.5
エネルギーの未来 ながの環境パートナーシップ会議
太陽エネルギー促進チーム8名
2011.5
住の地産地建が環境を守り地域を甦らす 飯田下伊那分収造林協議会30名 2011.6
エネルギーの未来 連合長野35名 2011.6
エネルギーの未来 富士見町連合婦人会20名 2011.6
自然エネルギーの利用 東京都聖徳学園中学校140名 2011.7
自然エネルギーの利用 大阪市王手前中学校135名
講義は昼神温泉恵山荘にて
2011.7
エネルギーの未来 信大金沢ゼミ13名 2011.8
資源エネルギー利用の現在「いま」を問う 喬木村公民館 2011.8
エネルギーの未来 横浜国立大学金馬ゼミ5名 2011.8
エネルギーの未来 かが市民環境会議35名 2011.8
資源エネルギー利用の現在「いま」を問う 京都大学大学院地球環境学舎10名 2011.8
エネルギーの未来 駒ヶ根市消費者の会25名 2011.9
飯田市の自治基本条例と地域内分権 中央大学学生16名 2011.9
エネルギーの未来 (株)おひさま進歩エネルギー社員 2011.9
エネルギーの未来 喬木村婦人会 2011.9
エネルギーの未来 喬木村消費者の会 2011.10
自然エネルギーの利用 飯田市高陵中学1年
高陵中学校にて
  35名
2011.10
ドングリの話 子ども環境ミュージアム
小学生、幼稚園児
飯田市鼎体育館にて
2011.10
資源エネルギー利用の現在「いま」を問う 南信州フォーラム
在京者と南信州地域の参加者10名
2011.11
エネルギーの未来 釧路市議会10名 2011.11
エネルギーの未来 日中友好協会新宿支部 2011.11
自然エネルギーの利用 東京都立多摩科学技術高校210名
講義は、蓼科パークホテルにて
2011.11
資源エネルギー利用の現在「いま」を問う 長野県連合婦人会総会350名
岡谷市「アイトピア」にて講演
2011.11
自然エネルギーの利用と課題 阿智村環境懇談会 2011.12
自然エネルギーの利用方法
住の地産地建が環境を守り地域を甦らす
新宿区役所環境対策課職員 2012.1
エネルギーの未来 飯田市農村生活マイスター21名 2012.1
エネルギーの未来 筑波大学教授と学生 2012.2
エネルギーの未来 大阪弁護士連合会9名 2012.2
エネルギーの未来 世田谷区職員組合20名 2012.2
エネルギーの未来 三穂地区健康福祉委員会19名 2012.3

 視察及び研修の記録

NEXT

 今年度は、原発事故によりエネルギー関係の視察が急増しています。複雑な気持ちですね。
エネルギー問題・・・掘り下げれば掘り下げるほど難しい問題です。研修後皆さんどのように感じたでしょうか。

●温暖化対策で化石燃料の使用量は削減せざるを得ない。
●原子力発電はリスクが大きすぎる。放射性廃棄物の処理技術は未確立。処分先も目処立たず。
●太陽光発電や風力発電など自然エネルギーでどれだけ電気を賄えるのか。不安定性への対応は。
●技術革新で自然エネルギーの利用や省エネ社会の実現がどこまでできるのか。(蓄電池、EV車、燃料電池等)
●日本のエネルギー自給率はたったの4%。
●石油やレアメタルの需要が逼迫し高騰したらエネルギー利用技術、ハイテク産業はどうなる。
●電気の使用量、資源・エネルギーの使用量はいまのままで良いのか。暮らしの利便性をどうするのか。
●世界の人口は増え続け一方資源制約がある中で、資源・エネルギーのみならず食糧・飼料も海外から大量に輸入するということが何時まで可能なのか。
●資源制約、地球温暖化、生物多様性などが課題にならなかった過去の時代はそれで良かった。今後も我が国が目指そうとしている貿易立国「外国から大量の資源を輸入し加工して輸出する」という国家像が正しいのか。続くのか。
●工業、サービス業が隆盛した一方で、担い手の無い農林地の荒廃化は進む一方。資源エネルギーの利用について地産地消を軸に置くときではないのか。自然の恵みを巧みに利用する伝統技術は継承されるのか。
●もっと云えば、発展と称し取り入れてきた西欧の近代合理主義は人類の直面する課題を克服できるのか。「自然と共に生きる、自然に学ぶ、自然を畏れる、自然に還る・・・」 東洋特に日本で開花した東洋哲学に学び広めるときではないのか。
●何時までGDPの大きさを目標とするのか。以前より皆幸せ感は増加しているのか。
など、いろいろと考えさせられますね。