2014.1.15-16 慶応大学日吉キャンパスで開催された第4回EIシンポにて山法師の活動を発表。

 「変化を捕まえて、地域と共にレジリエンスをつくる」をテーマに慶応大学で行われた国際シンポジウムで山法師の活動を発表してきました。
 山法師の顧問である上原先生の紹介で慶応大学から依頼を受け事務局長平澤が参加してきました。
 レジリエンスという言葉は一般に耳慣れないと思いますが「回復力、対応力、弾力性」という意味です。世界各地から20名ほどの研究者がそれぞれの地域の課題と解決に向けた取り組み方法について研究発表がありました。
 具体的な活動事例として雪国まいたけがバングラデッシュで行っている緑豆栽培で地域住民の雇用を8000人まで増やした取り組みと我々山法師の中山間地での活動については参加者から少なからず関心をいただき、交流会の時などにはいろいろと声をかけていただきました。慶応大学とまた新しい交流ができそうな感触でした。
2014.1.20 みそづくり小屋完成

 10月から建築してきたみそづくり小屋が完成しました。鍵もかけられるようになりました。2月2日に大豆人プロジェクト関係の道具と機械類を小屋に移動します。
 費用は古材なども用いて概ね15万円程度でした。今年も云い味噌を作りたいですね。
2014.1.24 信州大学農学部学生の今期研修終了

 上原先生の紹介で25年春から参加をいただいてきた学生2名と院生1名の皆さんが最後の体験活動に参加しました。今日は、炭焼きの準備と大豆畑で豆殻の片付けを行いました。昼は皆で鍋とハンバーグをつくり楽しくいただきました。
 30時間以上の参加で一単位取得できると云うことです。月末までに評価書を書かなければなりませんが、皆さん良くやっていただきました。卒業就職しても遊びに来て下さい。
2014.2.16 ムトス飯田賞受賞

 飯田市では、毎年地域づくりに貢献した市民団体にムトス賞を授与しています。ムトスとは「国語辞典の巻末の、んとす(せむとす・・・〜しようとする)」の言葉からとったもので、積極的な姿勢を表す言葉です。
 今年は第29回の表彰と言うことで、我々の団体と大宮の桜保存会の皆さんが該当となりました。
 今年度は、県、民間、市と3つの表彰をいただくこととなりました。これも偏に我々の活動を理解しご支援いただいた多くの皆様のお陰であると深く感謝する次第です。これからも、自然と共生する循環型社会を目指し活動して参りますので引き続きご支援の程よろしくお願い申し上げます。
2014.2.23,2.28  講演の報告

 このところ、各地の団体から我々の活動についての講演を頼まれる機会が増えてきています。自由業という立場であり平日でも時間的に柔軟に対応ができる事から専ら事務局長の平澤が対応してきています。山法師の活動の経過、基本的な姿勢や方針、活動から社会に何を伝えたいかなどについて1時間ほどお話をしてきています。皆さん結構共感していただけるのが助かります。終了後交流会も企画してくれるところも有り、そこでまた主催者側の苦労話やアイデアなどもお聴きしたりできこちらも勉強になります。
2月23日は、長野市の環境パートナーシップ会議主催の環境団体大集合にて
2月28日は、下伊那加工連主催の旨いものサミットにて
 
2014.3.30 炭出し

 3月4日から3月11日にかけて炭焼きを行い、2週間後の30日に炭出しを行いました。雨と風の激しい日でしたが軒下で何とか作業ができました。今年は、原木の良いモノが余り揃わなかったので、例年より収量は少なくおよひ130sでした。
 原木はクヌギが主ですが、丸太の良いものが旨く焼き上がると木口は菊の文様になります。これが珍重され茶道ではクヌギ炭が最上品として扱われます。
今回、茶道に打ち込んでいる友人からクヌギ炭の購入希望がありおわけすることとしました。
いいだ自然エネルギーネット 山法師

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第43期  2014年1〜3月活動記録
「風の学舎」を拠点とした環境保全活動や交流事業等の記録を紹介しています。
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