いいだ自然エネルギーネット 山法師
第33期  2011年7〜9月活動記録
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2011.7.12 東京都聖徳学園中学2年生が自然エネルギーの学習で来館

 今年は、震災や原発事故ので電気やエネルギー問題に関心が高まったせいか、東京方面からも大勢の皆さんが自然エネルギーの学習で訪れています。この日も大型バスで2台ずつ2グループに分かれて生徒達が見学して行かれました。暑さも大変でしたが1時間ずつという短い時間だったので十分な説明ができませんでした。良く理解できなかったかも知れません。もう少し旅行会社や学校側と日程を詰めておく必要があると感じました。
 皆最後に出した冷やしたキュウリにみそを付けてうまそうにかぶりついていたのが印象的でした。エネルギー問題の説明は難しいですね。


2011.7.22 大阪市大手前中学1年生の皆さんが自然エネルギーの学習で来館

 昨年に引きつづき、今年も大手前中の新1年生の皆さんが体験学習で訪れました。去年と異なり宿泊が阿智村の昼神温泉でしたのでそこまで出掛けて21日の夜に自然エネルギーについての講義を1時間ほど行ってきました。
 そして翌日の22日に来館され実際の施設を見てもらい質疑応答も受けました。生徒達からは色々な質問が出ました。その後長野県地球温暖化防止推進センターからお借りした、実験キッドで発電の仕組みやLEDのエネルギー消費について説明し体験をしていただきましたが、それぞれ手にとって興味深そうに動かしたりしていました。終了後、冷やしておいた取れたてのキュウリを出すと、みな味噌を付けて美味しそうにほうばっていました。
 今後のことですが、風の学舎がこのような大人数は入れないので、自然エネルギーについてみんなに考えてもらいたいことなど全体の説明は宿泊施設で会場を確保してもらい行うというのが良い方法だと思います。生徒さんも理解した上で施設見学ができるので。
 これから他の学校を引き受ける場合もできるだけ市内に宿泊されて、そこで講義等を行い、翌日などに実際の施設を見てもらうという日程を確保してもらえれば、有意義な研修になると思いますので、ぜひ参考にしてください。


2011.8.8 信州大学金沢ゼミの皆さんが環境研修で訪れる

 信州大学も毎年環境レポートを公表するなど全学部で環境保全に取り組んでいます。昨年、6月にエネルギーシンポが信大で開かれ、山法師の事務局として参加したご縁で教養部の金沢先生のゼミの皆さんが飯田市の環境保全への取り組みを視察に来られました。午前中に南信バイオマスのペレット工場と川路のメガワットソーラー発電所を視察した後風の学舎で施設見学と環境研修を受けられていきました。視察後学生一人一人から感想や質問を頂きましたが、我々の取り組みに関心を持っていただけたようです。昼は柿の沢生産組合が提供しているひさかた御膳をとって風の学舎で食べましたが、皆美味しそうに舌鼓を打っていました。今後当法人も研修や体験の企画を充実させ、また来年度も来ていただけるように取り組んでいきたいと思います。今後とも宜しくお願いします。


2011.8.18-19 横浜国大教育学部の金馬ゼミの皆さんが来館

 今年のゴールデンウィークに在京者との交流事業に参加したご縁で横浜国立大学教育学部の金馬準教授のゼミの皆さんが大豆プロジェクトへの参加と体験学習でで訪れました。18日には日射しの暑い中で2時間ほど大豆畑の草取りを行い、夜はひさかた御膳で山法師理事長以下会員の皆さんと交流会が楽しく行われました。翌日19日は、メガワットソーラー発電所などを見学した後に風の学舎で昼に五平餅体験を行い、午後は施設見学と環境研修を受けました。2日間、過密スケジュールでしたが何と言っても若いので皆笑顔で元気に過ごされ、16時には帰路につかれました。いろいろと思い出に残る体験ができたのではないかと思います。冬には豆腐作りに参加いただけると云うことで、また会員一同お会いできる日を楽しみにお待ちしています。

2011.8.25 かが市民環境会議の皆さんが来館。

 加賀市環境課に事務局を置くかが市民環境会議の皆さん31名が自然エネルギー施設の見学とエネルギー研修で訪れました。
 皆さん熱心に見学されていきました。かが市においても少しでも自然エネルギーの利用が拡大することを期待しています。



2011.8.26-27京都大学大学院地球環境学舎の皆さんが2泊3日で訪れる。


 26日は、市の温暖化対策課で取り組みについて説明を聴いた後夕方学舎に到着。夕食はバーベキューで楽しまれたようです。
 2日目27日は、午前中遠山郷を見学。午後から山法師会員のアドバイスを受けながら豆腐作りに挑戦しました。ごらんのとおり、学生さんばかりでなく松下先生(教授)も一所懸命に参加されていました。搾った豆乳にニガリを打って豆腐は見事にできあがりました。その豆腐や「ひさかた御膳」を肴に交流会は大変盛り上がりました。市の温暖化対策課からも職員が参加されたほか美味しいお酒も差し入れしていただきました。
 28日午前中には風の学舎の自然エネルギー施設を紹介し今後の自然エネルギーの利用と課題についてお話しをさせていただき、最後にデッキで皆で写真を撮って解散となりました。
 お伺いしますと松下先生は元環境省に勤務されていたとのことで行政の政策にも通じておられますし、飯田市でもこれまで長きにわたって環境省から様々なご支援を頂いてきていることを考えますとこれからも先生はもちろんのことその教え子の皆さんとも良きパートナーシップを築いていくことが大切だと思いました。また、今回の合宿のために先生のゼミを卒業された方も北海道大学などから遠方参加いただいたとのことで、大変ありがとうございました。今回の出会いをきっかけに何度でも訪れたいと思われるような活動や施設運営に向け、当法人も努力していきたいと思いますので宜しくお願いします。
 皆さんぜひ来年も友人達と来てください。お待ちしています。


2011.9.19 中央大学法学部江藤教授のゼミの皆さんが自治研修で訪れる。

 飯田市は、今日に環境保全活動が盛んと云うことで視察研修に訪れる方が多いですが、それと並んでまちづくりへの市民活動が盛んであるとの評価から調査や研修に訪れる方が大勢います。
 今回は、全国でも一早く議会が提案し策定した自治基本条例と分権型行政運営の仕組みや市民活動などについて中央大学の学生さんが調査研修で訪れました。前日に市民共同発電所お日様進歩の取り組みやワーキングホリデイの取り組みなどについて関係者から説明を受けた後、19日の午後から風の学舎に訪れました。中島副理事長は現在も飯田市の市議会議員ですが、当時自治基本条例の特別委員長をしていたことから、制定経過などについての講義をいただき、夕方からは市の会事務局の職員も参加して山法師会員との交流会が賑やかに行われました。学生からは質問なども活発に出て良い研修になったと思います。当NPO法人は環境活動を中心にやっていますが、中島副理事長を始め会員の中に自治基本条例の策定や都市内分権に関わった行政経験者もいることから、飯田市の市民活動の背景、地方分権、住民自治、中山間地の活性化などについてもテーマを設け研修に対応しています。当会のNOP活動自身も自立して行っており、このこと自体が住民自治の原点を踏まえた活動であると思っています。
これからも環境と自治を2大テーマにし、持続可能な社会を築くための活動を継続して参りたいと思っています。
また、合宿などでゆっくりお越し下さい。
2011.9.28   吉澤理事長の最後の揮毫。駐車場門柱設置。

 9月24日に吉澤理事長が急逝されました。亡くなられるほんの数日前に駐車場の門柱2本に達筆を振るっていただき届けてくれました。
 それを28日に設置しました。使用しないときは鎖が架けられていますので使用時には外してください。
 これまでにも前理事長には風の学舎の看板などいつも素晴らしい字を書いていただき、利用者からも各部屋に飾られた書の意味などを尋ねられることもしばしばでした。もう見られないかと思うと残念です。
化石燃料ゼロハウス「風の学舎」を拠点とした環境保全活動や交流事業等の記録を紹介しています。

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