いいだ自然エネルギーネット 山法師
第34期  2011年10〜12月活動記録
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2011.11.3-5秋季都市農村交流事業「南信州フォーラム」開催

 春に引きつづき、豊丘村出身でデザイナーの福澤郁文さんがまとめ役となり東京のNPO開発教育協会のメンバーをはじめ大学教員など6名が2泊3日の日程で風の学舎を訪れました。
 エネルギー問題の研修、遠山地域の観光、環境施設の見学、体験学習など盛りだくさんのメニューを楽しんで行かれました。
 特に開発教育協会の皆さんは世界の貧困や環境・健康問題などを日本の若い世代に学んでもらうべく、学習プログラム開発などを専門に手がけており、我々の今後の体験学習などの企画に於いて連携できる可能性があると思いました。大豆プロジェクトについても現地を見ていただきPRもしていただけるとのことでした。来年春の味噌造りにはまたぜひお越し下さい。


2011.11.13 中国駐日大使館参事官が来館

長野県日中交流協会の招きで中国の駐日大使館の文徳盛参事官らが飯田市を訪れたました。観光ばかりでなく環境やエネルギーへの取り組みを学びたいとのことで、風の学舎に訪れました。中国は風力発電の開発が世界一であるが、これからもさらに自然エネルギーの利用を進めていきたいとの事でした。また、これまでは高いビルを建てる事が発展という考え方だったか゜、これからは逆だと、地に着いたまちづくりが大切ではないかと言うことも仰っておられました。40代初めくらいか日本語も流暢でなかなかの好男子という方でした。


2011.11.14 日中友好協会新宿支部の皆さんが来館

日中友好協会新宿支部の皆さんが自然エネルギーの視察研修で来館されました。施設見学をされた後、「エネルギーの未来」についての講話を1時間ほど受けられ、意見交換をしました。
 今年は各方面からしかも幅広い分野の団体の皆さんの視察が相次いでいます。やはり、原発事故の影響は大きく人々の意識を変えつつあるのかと実感した次第です。


 
2011.17−18 東京都立多摩科学技術高等学校1年生140名が来館

 今年度は中学や高校の視察も増えています。
 風の学舎での視察研修は基本的に施設見学と希望される環境テーマの講義がセットになっています。この施設を建設した当時はこのような大きな団体の来館を予定してなかったので、見学してもらうにも講義を行うにも場所がありません。地域の学校へは出前講義で出掛けるようにしています。
 県外の学校の場合はほとんど当地域内での宿泊を伴っていますので、講義はその宿泊施設の広間をお借りし、見学は最大でも70−80人(大型バス2台)のグループに分かれ時間をおいて来館していただいています。今回は、川路地区のメガワットソーラー施設、伊那谷道中のペレットボイラーと風の学舎と3施設を1時間おきに交代で見学するという日程を組まれたようです。
 多摩高校の場合は宿泊が蓼科のホテルでしたので前日17日に事務局平澤が出張講義に出掛けてきました。夕食を済ませてからの講義だったので、皆眠くて余り聴いてないかもと思いましたが200余名の皆さんが1時間ほど熱心に聴いていただきました。
 翌日は、蓼科を発ち10時30分から第1グループが施設の見学を行い、午後1時20分から第2グループが見学を行いました。(第3グループは都合で施設見学は行わず帰京されました。)
 到着後それぞれ4班に分かれ当会の会員から各施設について説明を受けました。見学の後、旬の果物「りんごの富士」を食べ最後に全員デッキに集合し質疑を受けました。太陽光発電の売電量、施設建設費などについて質問が出され、最後に御礼のご挨拶をされ、皆和やかななかで帰路につきました。  木にたわわに実った筆柿が珍しくもぎ取って食べている学生もいました。都会ではこんなことできないからね。
 添乗の方からは、先生方もとても良い研修になったとのことを伝えていただき、こちら側会員スタッフ一同も嬉しく思った次第です。
 また、友人達と泊まりで遊びに来てください。


2011.12.4 マダガスカル日本大使ご夫妻が来館。

 東京で以前に山法師の活動をお話しさせていただいた折、聴講されていました飯田市出身で社団法人IFC国際親善センターにお勤めの安田澄子と知り合いになりました。その折、いつか風の学舎を訪ねてみたいとのお話しがあり、今般南信濃の霜月祭りを見に来る機会があったことから、南信濃に宿泊された翌日風の学舎にお立ち寄りになりました。安田さんは、勤務の関係で諸外国の要人とお会いする機会も多く今回ご主人と共に、マダガスカルの大使夫妻をご案内されて訪れたという次第です。施設の見学の後施設の目的や活動などについて中島代表理事と平澤で応対させていただきました。
 大使はとても熱心に見学されまた、エネルギー施設についていろいろなご質問をしておりました。
 飯田の名物の一つきんつばの和菓子とリンゴをお出しすると、ご夫妻及び書記官の方も皆美味しそうにほおばっていました。
 お土産にマダガスカル産出のアンモナイトの化石とバオバブの木がプリンとされたTシャツを頂きました。


2011.12.1 2階天井の杉板貼り完了。上棟時前吉澤理事長が揮毫した棟札を掲げる。

 1階も2階も平成20年に風の学舎をオープン以来天井裏の野地板を貼らずに今日まで来ましたが、冬の寒さや夏の暑さ対策が必要となり11月から作業に入り今回貼り終えることができました。断熱材はテルモハンフという麻のものを使用しました。自然素材ではもっも安いですが一般のグラスウールのような石油製品と較べると単価は10倍します。
 杉板を貼った部屋は見違えるような美しくなりました。写真奥に見える押し入れのドアを嵌めこめば部屋は完成です。




2011.12.8阿智村環境懇談会第2回開催

 阿智村の将来の環境政策の方向を決めるため、11月に村内から10人の委員が選出され、検討が始まりました。村長さんから依頼があり当法人山法師の事務局の平澤がアドバイザーとして参加しています。今回委員の忘年会を兼ねて第2回目の懇談会が行われ前段で、山法師の取り組みと自然エネルギーの利用と課題についてお話しさせていただきました。


2011.12.17 キャンドルナイトUin Winter盛会に開催

 夏に引きつづき第2回目のキャンドルナイトを行いました。今回は若い人達も大勢参加いただき賑やかにできました。
 14時から参加者が男女に分かれ、竹宵作りと蜜蝋ロウソク作りを行い、17時〜「電気について考えてみよう」と題して参加者で自然エネルギーや省エネについて意見交換しました。
 18時〜参加者で五平も作りを行い、18時40分からそれぞれが持参したつまみをひろげて交流会がスタート。参加者分だけのおつまみが順次席に廻ってきていろいろな味が楽しめました。30分でお腹いっぱいという状況。
19時30分に準備した竹宵と蜜蝋ローソクに点灯。屋外は風もあり厳しい寒さでしたが何とか全て竹宵に灯がともりました。すると、今年の漢字「絆」が光の文字として浮かび上がり皆感激。
 屋内でもライトダウンをして蜜蝋ローソクに火を灯すとご覧の通りの雰囲気に。
 20時からは、環境クイズに答えてクリスマスプレゼントのイベントが行われ参加者は問題に頭をひねりながら回答していました。15の質問を用意しましたが、1等賞は北方から参加した仲野君。1位から3位の景品は自然エネルギーを利用したオランダ製防犯ライト。小型でとても明るく皆さん喜んでいました。その他参加者全員にもれなくプレゼントを差し上げました。
 夜も更けて9時からアルカディアによるライブが行われ、今回から参加してくれた「ヒロミ」さんの唄うジャズナンバーを楽しんでいただきました。最後に参加者でジブリ天空の城ラピュタのテーマソング「君をのせて」を唄いお開きとしました。
 今回は、はるばる東京から本廣さんという男性が参加いただき
ました。以前から風の学舎に関心がおありとのことで今回の機会に参加されたとのことです。これを機に今後とも交流が深まればと思いますので、ま、顔を出していただければと思います。
お待ちしています。

化石燃料ゼロハウス「風の学舎」を拠点とした環境保全活動や交流事業等の記録を紹介しています。

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