いいだ自然エネルギーネット 山法師
第36期  2012年4〜6月活動記録
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2012.4.28-30第3回都市農村交流事業「南信州フォーラム」が盛会の裡に終了。


 ゴールデンウィークスタートの3日間、南信州出身の在京が中心となり、春の南信州の舞台として遊、学、汗をキーワードに地元住民の参加も交えて第3回の都市農村交流事業が行われました。
 今回は例年以上に東京や名古屋から多くの皆さんに参加をいただき賑やかに開催できました。3日間の様子を順次左の写真で辿ってご覧ください。

4/28・・・農林や地域興しで頑張っているところを訪ねお話を          聴きました。
  

    @ごんべい邑で箱膳と手作りどぶろくを堪能
    どぶろくは他にないおいしさ。いくらでも飲めきりありません。
    A棚田100選のよこね田んぼの視察
    B農業法人「今田平」の取り組み視察
    C飯伊森林組合の木材加工施設による地元材利活用への取り組み    視察
    視察では予定時間をオーバーするほど皆さん熱心に
    質問していました。
    D柿の沢生産組合のお母さん達による「ひさかた御膳」で交流会
      飲みすぎで、動けない人もいました。

4/29 ・・・午前「TPPと農業を考える」ワークショップ
 3時間という限られた時間でしたが参加者の皆さんは、まずTPPや日本を取り巻く情勢などについて理解が深められたようです。(日本の平均関税率は世界的にも低いほう、アメリカより低い。アメリカの農業団体の圧力を背景とした政治戦略に巻き込まれようとしている)など。グループディスカッション後の報告会では今後一人一人が取り組むべき課題などについて良い提案がなされていました。
 意見交換の前に、地元千代の酪農家林さんから搾乳の厳しい現実のお話を伺いみな考えさせられるところが多かったようです。林さん自身もこのような都市部の方に話ができる機会が得られたことに大変感謝をされているようでした。

4/29 ・・・午後「味噌と豆腐作り」
 日本の食文化の根幹を成す穀類なのに、大豆の自給率はたったの5%。山法師が昨年育てた大豆を利用し、参加者2班にわかれ味噌と豆腐作りに挑戦。それぞれ2時間ほどでますまずのできあがり。参加者には味噌1キロずつお土産としました。
 夕食は手作り豆腐で、卯の花など豆腐料理をみなで作り交流会。
 夕食後は8時ころからデッキで「女性ボーカルヒロミさんとアルカディアによるジャズ、ボサノバライブ」。夜景を見ながら皆さん楽しんでいただきました。

 4/30・・・午前中はそれぞれから今回のフォーラムへ参加してみての感想を発表いただきました。
  お昼は、ピザづくり。ピザカマドで焼きあがったピザのおいしかったこと皆さん満足でした。
 4/30・・・ 午後は、オプションメニューとはいえ15人も参加。
  おひさま進歩エネ株社長の原さんより、市民共同出資による発電事業への取り組みについてお話を聴きました。
 

というわけで、とても盛りだくさんの内容でした。参加された皆さんご苦労様でした。
 南信州は大阪府、香川県より広いのです。今回ほんの一コマを見ていただいたというところで、またまだ驚きと発見が眠っています。NPO山法師としては「遊、学、汗」を基本としていろいろな企画をこれからも提供します。ぜひまた南信州にお出かけください。お待ちしています。


2012.5.12-13信大山岳友の会のみなさんが南アルプスの調査で風の学舎に1泊

 信大山岳科学総合研究所はこれまで、県内の主要な山岳地帯「北アルプス、八ヶ岳連峰、中央アルプス志賀高原」には研究センターを設置してきましたが、南アルプスには設置されず本格的調査も行われていない事から、今後飯田下伊那を中心に研究センターを設置したいとのことで当地域を訪れる。この日は、大鹿村の中央構造線博物館を見学した後風の学舎に宿泊しました。山法師の活動説明をした後夕食は参加者皆で作りました。交流会はとても盛り上がりお酒が足らないくらいでした。それにしても山男は飲める!
 翌日は朝8時に出発し御池山のクレーターを見学に行きました。
 今後行政はもちろんのこと我々も設置に向けた協力が出来ればと思っています。


2012.5.23 ツアオブジャパン

  第15回のツアオブジャパンが開催され、風の学舎でも有志が参加して応援を繰り広げました。普通日に会社休んで朝から飲みながら観戦とは考えれば優雅なものです。たまにはいいでしょう。70−80kmのスピードで通過する自転車ですが結構迫力ありますね。
 催しとは関係なく風の学舎の軒下に巣をかけたツバメがせっせと子育てに励んでいました。最近は軒の深い屋根がないのでツバメも減っているそうです。



2012.5.26 24年度山法師定期総会

  山法師の今年度定期総会が5月26日18時30分から風の学舎で行われました。出席者は21名でした。
  23年度事業・決算報告、24年度事業・予算計画、定款一部改正、役員改選と提案された議案は全て承認可決されました。
 終了後ひさかた御膳を囲み懇親会が行われました。
 今年度の大きな事業は夏から秋にかけて、自然エネルギー親子体験講座、南信州自然エネルギーツアを実施することです。
  その他大豆人プロジェクトなど年間を通して様々な事業が企画されています。多くの皆さんの参加協力を宜しくお願いします。
2012.5.31  山法師の活動が紹介された専門図書出版

 信州大学農学部准教授で持続可能な地域研究会代表の上原三知先生が2012年の3月に「エコロジカルな環境設計の手引きA4100ページ」という農山村地域の地域づくりに関する専門書を出版されました。熊本県出身の30代。新進気鋭の研究者です。この図書の中でエコロジカルデザインの国内先進事例の一つとして当NPO山法師の活動が紹介されています。
ヨーロッパの中で最も歴史あるエコビレッジCAT(Center for Alternative Tecnology)活動を調査研究され、そこから地域資源を活用した自立分散型の社会システムの構築による持続可能な地域づくりの可能性を学び取り、限界集落と言われる地域を抱える地方自治体の取り組みのヒントになる考え方や事例を紹介しています。
  我々山法師の取り組みは地域資源を最大限活用することにより環境保全と地域活性化の両立を目指す点で先生の研究の方向と一致していることから、今回の研究書に図らずも事例として載せていただきました。大変感謝する次第です。
 5月31日は飯田市で講演会がありこの本の紹介もされました。
 山法師でも1冊購入しましたし、何冊かは風の学舎に陳列してありますので希望の方は是非購入願います。行政担当者、プランナー、地域づくりに関わるNPOや市民団体等の皆さんにもとても参考になる図書です。

  先生はこれからも飯田下伊那地域の調査に訪れるとのことで山法師との交流も深まりそうです。
2012.6.6 フローラル伊賀良の皆さんが交流会で訪れる

 伊賀良地区で花のまちづくりを進めている女性団体の皆さんが視察と交流会で訪れました。カマドご飯と豚汁などを作ったほか皆さん持ち寄った家庭の味を楽しんでいました。
 事務局も縁あって昼のごちそうにあずかりました。またお酒でも飲めるようにごゆっくりとお出かけ下さい。


化石燃料ゼロハウス「風の学舎」を拠点とした環境保全活動や交流事業等の記録を紹介しています。

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