2012.3炭焼き記録
2012年3月12日から3月19日にかけて炭焼きを行いました。その経過及び結果について以下報告します。
炭焼きは、カマドの排煙口(カマドから50pほど立ちあがった耐火セメントの排煙口に約3mの煙突を設置)の温度計測と煙の変化を読み取ることにより、かまど内部の燃焼状況を判断し、カマドの口炊きの火力や空気を調節することによって的確に進めなければなりません。今回は4回目ですが、結果としては思わしくありませんでした。
・カマド内部の温度がなかなか上がらず全体で昨年より2日多い9日間も要ししまい、炭化が進みすぎて良いモノが少ないという結果でした。
・詰め込んだ薪は丸太のモノが少なく割りモノが多かったこと。当初の火の炊き方、排煙口の開き方などに課題を残しました。
●薪の切り出しから炭の確保まで
・23年12月始め・・・風の学舎下の平澤宅の民有林からクヌギ、コナラ、ヤマザクラなどを伐採し搬出する。
 約90センチに切り揃え、太い物(径10p以上)は割る。 (約3ヶ月乾燥)
・24年3月11日にカマドに薪を詰める。上部と下部に隙間無く粗朶(雑木)を詰め込む。12日9時に点火
・24年3月19日に火を止め、焚き口や煙突を密閉する。
・24年4月1日に搬出。
出来高
 クヌギの比重は約0.8、コナラは約0.6、ヤマザクラは約0.7ですが、詰め込んだ木の重量平均を0.7とすると、全重量は712s。

 出来高は、A級品127.4kg  B級品30.4kg    原木重量に対して22.1%の出来でした。
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